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WP SuperCache 1800s –> no cache
Apache Backend PHP with OPCache
Site Location transfer to JPN.
Server Cache Static ON:Accel X ver.1
move to New Location
宅内サーバーの省エネに関して
比較的安価にVPS持てるような世の中になってきているので、以前のように宅内に公開サーバーを設置して、運用を行うような時代ではないと言えるが、それでも、VPSでは得られない利便性を求めると、宅内にサーバーを持ってくると、便利な場合がある。
このような場合、気になるのが電気料なのだが、一般的なPCであれば、TDP 80W程度のCPUをブロンズクラスの電源で運用した場合、M/Bとメモリー、ストレージの消費電力を含め、概ね、100W程度で、ブロンズ80クラスの電力効率を考えると、100/0.8 = 120W程度の電力消費となるので、これを24時間連続可動させた場合、120 x 24 / 1kW = 2.88kWh / 日となって、1kWh≒27円とすると、一日に77.8円消費する計算になる。
実際の稼働率を、10%ほど見込み、通常時はアイドルとすれば、平均電力として、65%程度を見込むことができるので、連続一ヶ月を可動させると、77.8円 x 65% x 30 = 1516円という感じになる。
この値は、VPSの最小構成で考えると、月額500円だから、イニシャルコストを除外しても、これでは電気料だけでVPSの3倍ものランニングコストになるので、これだとほとんどのメリットが消えてしまう。
これを月額500円程度に抑えることにすると、上記の逆算で、500円あたり18.52kWhだから、30日分の時間である720hで割ると、25.72Wとなるので、実際に許容される電力は、25.72W x 80% / 65% = 31.66W程度のマシンを作れば良いことになる。
この値は、けっこう制限が厳しく、ペリフェラルのみで、概ね15Wを見込む必要があるので、CPUの電力が、16.66W未満であることが必要ということになる。Core2Duo E8500のTDPが65Wだから、このCPUではオーバースペックになってしまう。要は、TDPが16.66W未満のCPUでないとダメなので、省エネ型のCPUを選択する必要が出てくる。
モデルケースとして、Celeron N3050あたりを考えると、TDPで6W程度が良いかもしれない。
平均17.4Wなので、17.4(W) x 24(h) x 30(日) / 1kW = 12.51kWh : ≒ 337.8円
一応、500円以下に収まるが、これなら、場合の依っては、安価なレンタルサーバーでも十分代替できるかもしれないので、微妙なところではある。
つまり、宅内サーバーを作るのなら、少なくとも月額500円では借りることのできないサーバー構成を考える方向性のほうが良いのではないだろうか。
まあ、よほどのことがない限り、宅内サーバーを稼働させても十分なメリットが引き出せないかもしれない。