AlphaRacks CentOS6-x86_64-minimal

CentOS7-x86_64-minimalを選ぶか、CentOS6-x86_64-minimalを選ぶかと言っった所が、コンパクトで良いが、CentOS6-x86_64-minimalをインストールすると、よくわからないけど、ip6tablesが無い。

# yum install iptables-ipv6 -y

これで、ip6tablesが使えるようになる。
通常配布版のCentOS6.9-x86_64-minimal.isoなどでは、ip6tablesが入っているので少し戸惑うが、もともとこういうものなんだったんだね。

はじめてyumでインストールする機会に恵まれた?

しかし、現時点で、CentOS7を選ぶかどうかは、少し微妙なところで、もちろん、CentOS7も使えないと困るわけだが、今の所、慣れておくだけで良いのかなという気もしなくはない。

決定的に異なっているのは、chkconfig , service , iptablesなどだけど、それ以外にも、標準のディストリビューションが異なっているので、予定していないバージョンアップやその対応も強いられる。

  • Apache 2.2.x –> Apache 2.4.x
  • samba 3.6 or 4.2.x –> samba 4.7.x
  • iptables –> firewalld
  • MySQL 5.5.x –> Mariadb 5.5.x

基本的に問題は無いが、samba 4.2.xとsamba 4.7.xはwindowsからの承認ルールが、ActiveDirectory寄りになっているので、これまで問題なくログイン出来ていたものが、いきなりログインできなくなってしまう。
samba 4.7.xの裏側には、Microsoftが見え隠れしていて、現在オープンソースで使えるsambaも、次第に商業色が強くなってきているためか、smb使いたければ、windows serverにしてねと言う感じのなんか微妙に意地悪をされているような感じだ。

もちろん、windows-server 2016あたりでは従来と変わらずログインできるのに、samba4.7.xだけが微妙におかしい。単なるバグの可能性はあるが、現時点では、samba 4.2.xあたりを採用しておいたほうが無難なようだ。

ここらへん、CentOS7.5だと、yum install samba3とか、yum install samba42とかのレポジトリーが無いので、samba 4.2.xを採用しようとすると苦労するはめになってしまう。
なんだか、windowsとの互換性が悪いだけで、CentOS6 から CIFSマウントは問題なくできるので、どっかの時点で積み分けした気がしてならない。